新シーズンのオリーブオイルとザアタルが入荷しました!

背景がわかる良質な商品をお届けします。

パレスチナ・オリーブでは、素材の質や効能はもちろん、
誰が、どんな状況で、どういう方法で作ったものなのかといった製造背景をクリアにしています。
だから安心。だから美味しい。だから、自信を持ってオススメできる商品ばかりです。

生産者パートナーと協力し、ともに生きる
誰もが大切にされる社会を作っていきます。

パレスチナ・オリーブは、パレスチナ北部のガリラヤ地方(1948年からイスラエル領)のオリーブオイルなどの食品、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)ナーブルスのオリーブ石けん、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)イドナ村の刺繍製品を扱っています。

実際に食べて使って納得したものを輸入し、現地を訪問・交流しながら活動しています。

イベント

『ぜいとぅーん』46号 お知らせ

『ぜいとぅーん』46号 2011年10月11日発行

☆震災後は、ますます人が集まる場が必要だから「場作り」を進めているとガリラヤのシンディアナに伝えたら、ハーブティー用に10種類のハーブを送ってくれました。カフェイベントなどで使っています。好評です! 販売はしておりません。

☆キャロブ・シロップは、『ぜいとぅーん』45号でお知らせした通り100本限定で入荷したため、すぐに売り切れてしまいました。次の入荷は2012年春です。

☆イドナ村女性組合の刺繍製品が品薄で申し訳ありません。入荷まで少しお待ちください。

 新柄の携帯ストラップは入荷しています。オレンジ系と茶色系があります。735円。

☆「定番のギフト」は年間を通してご注文を承っております。お歳暮やクリスマスのギフトにもご利用下さい。

☆ゆうパックの配達システムが変わり遠方へのお届けが早くなったため、遠方の皆様へは、佐川急便ではなくゆうパックを利用してお届けすることにいたしました。価格は120サイズまで、北海道700円、四国・中国・九州800円、沖縄1,000円です。

☆オートミールクッキーとザータルスティックについて

これらのクッキーは、国内産小麦を使って仙台の「麦の会 コッペ」さんに作って頂いています。原材料に2010年度産の小麦粉を使う12月末までは今まで通りに販売いたします。

 現在、不十分ながらも自治体ごとに農産物の放射線濃度(ヨウ素、セシウム134、137)の測定が行われています。ストロンチウムも計測すべきだと思いますが行われていません。コッペの飯嶋さんの記述にもあるように、群馬・宮城・岩手の小麦は地域によって60ベクレル/kgのセシウムが検出されています(他県では、もっと高い数値が出ているところもあります)。私たちは例えば、ドイツの放射線防護協会の子どもへのセシウム137の制限基準が4ベクレル、大人が8ベクレルであり、2011年9月の同会編フードウォッチレポートで、福島原発事故後もこの数字を適用すべきだと言っていることなどから考えると、60ベクレルは低くない数字だと思っています。

 2012年1月以降の販売については、コッペさんや東日本産業さんの対応、測定態勢が定まり次第、パレスチナ・オリーブでの販売をどうするか判断したいと思います。苦しい、悔しい決断です。小麦粉を変えて臨時で作って頂くなども検討しています。その場合、価格の変更等もあり得ることをご了承下さい。

 以下、コッペの代表、飯嶋さんから皆さんへのメッセージです。

* * * * *

コッペの原料小麦をどうするか、放射能の影響は
コッペ  飯嶋 茂

 最近、放射能の影響を心配される方からのお問い合わせが少しずつ増えてきました。当然のことと思います。

 コッペのパンとクッキーの原料の小麦粉は、岩手の東日本産業から仕入れています。

 今年の12月までは、2010年度産の小麦粉が供給される予定です。2011年度産は、岩手・宮城・群馬・北海道産の小麦がブレンドされたものが原料として供給される予定です。北海道はさほど影響はないと思われますが、岩手・宮城・群馬は国の指針により全ロットが検査され、国の基準(500Bq/kg)を超えたものは流通しないことになっています。また、東日本産業も製品を自主検査することにしています。

 それぞれの県のホームページでは、場所によりセシウムが60ベクレル/kgほど検出されている地点がありますが、それぞれの県とも、国の基準を大幅に下回っており安全が確認されていると報告されています。

 この数字をどう見るか、非常に悩んでいます。

 できることなら少しでも懸念のあるものは使いたくない。そう思います。

 しかし、コッペが創業した1988年より、ずっと使い続けてきた小麦です。まったくの素人から始めた私たちですから、秘密の技があるわけではなく、出来るだけいい材料で、基本に忠実に作ってきました。原料の小麦は、その品質で私たちのパン・クッキーを支えてきてくれました。地産地消、少しでも国内農業にも貢献したい、そういう思いもあります。

 今までの仕入れを断ち切りたくないのです

 パレスチナ・オリーブの皆川さんからは、今のままでは、2011年度産の小麦に切り替わるとクッキーの仕入れは難しいといわれています。仕方のないことです。反原発の運動をされてきた皆川さんの言うことも良くわかります。例えば、パレスチナ・オリーブ向けに北海道産100%の小麦を仕入れる方策もあるかもしれません。

 しかし、今は東日本産業の自主検査の結果を待ちたいと思っています。先に述べたように、今使っている小麦への思い入れがありますので。

 コッペの製品の自主検査も必要かと思っています。

 いずれにせよ、今後の数値を見ながら考えていきます。

 とにもかくにも悪いのは原発です。

 原発のない社会へ向けて、皆さんと共に歩んでいきたいと思います。

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追記:2012年4月製造分までは、昨シーズン(2010年収穫)の小麦を使用いたします。その後については製粉会社は青森産小麦を中心に国内産小麦粉を販売予定。現在、製粉会社が外部託し、2011年産の青森、岩手、宮城産の小麦粉の放射線を測定、不検出となっています(ヨウ素20ベクレル、セシウム134、137それぞれ10ベクレルが検出限界)。(2012年2月10日)


☆震災後のパレスチナ・オリーブ

 仙台でも、あちこちで喪中ハガキの印刷の案内が目につきます。テレビの公共CMでは、9月頃からさかんに「仕事中に震災で亡くなられた方、行方不明になられた方には労災保険が出ます」というのが流されています。

 沿岸地域に行けば、まだまだお葬式が続いています。津波で自分の家や実家を失った友人・知人、パレスチナ・オリーブのお客様たちも多くいます。避難所から仮設住宅へ、と日常生活が始まる中で、ほんのわずかですが、オリーブオイルや石けんを寄付させて頂いたりもしています。

 前号で書いた通り、パレスチナ・オリーブの事務所や商品に被害はありませんでしたが、いろいろな影響はあります。震災で多くの行政手続きが延期されました(アナログ放送の終了も延期されています!)。3月の確定申告や消費税の申告は3ヶ月以上遅れて終わらせ、7月の労働保険も数ヶ月遅れ。

 スタッフの一人も震災以来、仙台を離れています。私の7歳の息子も原発疎開/移住中で、私も関西に通ったりと落ち着かない日々を過ごしています。

 頂いた物資をあちこちに回したり、というのは一段落しましたが、宮城に支援にいらした多くの人たちとお会いする日々が続いています。

 どうしても、いつもより皆様への対応も遅れがちでご迷惑をおかけして申し訳ありません。徐々にペースを戻して行きたいと思います。

 

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投稿日:2012年02月23日(木)
この記事のURL:http://www.paleoli.org/?eid=79