新シーズンのオリーブオイルとザアタルが入荷しました!

背景がわかる良質な商品をお届けします。

パレスチナ・オリーブでは、素材の質や効能はもちろん、
誰が、どんな状況で、どういう方法で作ったものなのかといった製造背景をクリアにしています。
だから安心。だから美味しい。だから、自信を持ってオススメできる商品ばかりです。

生産者パートナーと協力し、ともに生きる
誰もが大切にされる社会を作っていきます。

パレスチナ・オリーブは、パレスチナ北部のガリラヤ地方(1948年からイスラエル領)のオリーブオイルなどの食品、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)ナーブルスのオリーブ石けん、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)イドナ村の刺繍製品を扱っています。

実際に食べて使って納得したものを輸入し、現地を訪問・交流しながら活動しています。

イベント

『ぜいとぅーん』44号 編集後記

『ぜいとぅーん』44号 2011年2月3日発行

 2月1日現在、エジプト情勢に絡んで、パレスチナからは「エジプトの民主化を支持するパレスチナ人の集会をパレスチナ自治政府が弾圧した」「アッバス大統領が、延期していたパレスチナの地方選挙のなるべく早い実施を発表した」というニュースが伝えられています。

 さかのぼって3週間前。パレスチナや湾岸のメディアで仕事をしたことがあるパレスチナ人の友人と話をしました。

 「パレスチナのメディアに自由はない。イスラエルにはユダヤ人にとっては報道の自由はあるけど。パレスチナでは新聞の一面は、昨日大統領が何をしたか。部屋でおならをしたって、そう書くね(典型的な言い方)。」 私が「他のアラブ諸国も同じでしょう?」と言うと、「エジプト、ヨルダン、シリアなどとは同じ。アラブ首長国連邦、カタールなどはまし。ヨルダンはもっとひどい。批判書いたら刑務所行き」とのこと。「パレスチナでは、政府の人間とコネがないと(ファタハの人を会社の顧問にしたりしないと)報道できない。いま、ハマス系はメディアを持てない。ファタハ系は政府の要望通りに書く。だからナッシングだ。」

 2週間前、パレスチナ自治政府が交渉の中でイスラエルに大幅譲歩を提案していた、ガザ攻撃を事前に知っていたなどというリーク文書がアル・ジャジーラで報道されました。みな薄々感じていたことで目新しいことはないように思えますが、文書が出て来たということが重要なのでしょうか。

 イスラエルがパレスチナ自治政府をコントロールし、パレスチナ自治政府は人々をコントロールしたがっている。ハマス系でなくても、独立して活動している人が自治政府に逮捕された、ということも聞きます。

一方、ラマッラーは、いま、バブルのようなおかしな雰囲気です。アメリカやヨーロッパのまねばかりだという人もいます。中心部には、大きなショッピングがビル次々とできて、周辺ではマンションの建設ラッシュ。他の町と比べても違います。ファッショナブルなお店が増え、新しそうな車も見かけました(他の町ではボロボロの中古車か、乗り合いタクシー。)。車を買うのにローンが組みやすくなっている、という話も聞きました。占領構造は変わらないまま、一部にだけお金が流れているのでしょう。

 前回の訪問報告でも書きましたが、ヨルダン川西岸地区では、USエイド(アメリカ版ODA)などの援助で道路の修復が行われています(あまり必要があるように思えませんが)。よくわからないのが新しく建設しているバイパス道路。どれが入植者用の道路でどれがパレスチナ人用の道路? どれがイスラエル軍管轄の道路でどれがパレスチナ自治政府管轄? USエイドはどの道路を援助? 区別できるの? 誰のための援助でしょうか。


 どこの団体でも、去る人、新しく加わる人、長く続けている人がいます。シンディアナのマネージャーのハダスさんに「あなたが長く続けていられる動機は何?」と尋ねられました。とっさに「訪問が一つの要因」と答えました。あとから考えても、現地での人々の暮らし、地道に活動している人々を見ることが、自分たちの活動のエネルギーの一つでもあると思いました。もちろん、あとは、商品を愛し、支えてくれている皆さんのおかげです!

 

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投稿日:2011年09月14日(水)
この記事のURL:http://www.paleoli.org/?eid=74