オリーブオイル石けん サラダ オリーブオイル工場オリーブの林

背景がわかる良質な商品をお届けします。

パレスチナ・オリーブでは、素材の質や効能はもちろん、
誰が、どんな状況で、どういう方法で作ったものなのかといった製造背景をクリアにしています。
だから安心。だから美味しい。だから、自信を持ってオススメできる商品ばかりです。

生産者パートナーと協力し、ともに生きる
誰もが大切にされる社会を作っていきます。

パレスチナ・オリーブは、パレスチナ北部のガリラヤ地方(1948年からイスラエル領)のオリーブオイルなどの食品、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)ナーブルスのオリーブ石けん、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)イドナ村の刺繍製品を扱っています。

実際に食べて使って納得したものを輸入し、現地を訪問・交流しながら活動しています。

イベント

『ぜいとぅーん』63号 エルサレムほか

『ぜいとぅーん』63号 2018年2月28日発行

12月6日にトランプ大統領がイスラエルの首都をエルサレムと認めアメリカ大使館のエルサレムへの移転を宣言。12月に予定されていたペンス副大統領のイスラエル訪問は延期され、私たちの滞在と重なりました。

セキュリティレベルが上がっているかな、、、と恐る恐るだったのですが、予想していたよりは穏やかで、ピリピリした雰囲気はなし。むしろ、ペンス副大統領の訪問まで、問題を大きくしたくないような雰囲気さえ感じました。ペンス副大統領がエルサレム旧市街を訪問した23日はパレスチナ各地で抗議のゼネストが行われ、商店などは休みになりました。

エルサレム旧市街のダマスカス門前は、週末に市が開かれたり、座ってお茶を飲んだりできる憩いの場所でした。しかし、数年前から市は禁止され、イスラエル兵が常駐し、やぐらのようなものが建てられていました。さらに、2月半ばに、突如、イスラエル兵の監視所・検問所として鉄の東屋のような奇妙な建物ができました。景観的にも人権侵害としても無茶苦茶です。

エルサレムをイスラエルの首都と認める、ということは、つまり東エルサレムの占領・併合を認めるということになります。だから、アメリカによるエルサレム首都宣言への抗議というのは、イスラエルの占領・併合への抗議なのです。

また、1月16日にアメリカ政府がUNRWA(国連パレスチナ難民救済機関)の拠出金の半額以上、6500万ドルの支払い保留を発表しました。ヨーロッパやアラブ各国が拠出金の負担を表明していますが、パレスチナ難民の人たちには不安が走っています。UNRWAは、難民キャンプ内で学校やクリニックを運営し、生活困窮者に食料援助も行っています。しかし、アメリカの拠出金停止の前から資金不足を理由に、サービスを削減していました。このため、1月2月にはUNRWAヘの抗議が各地の難民キャンプで起こりました。私たちも難民キャンプの住民から「私たちはもうここに住めないのかもしれない」という不安を聞きました。

ジェニンで10日ほど前に破壊された家屋の現場を訪れました。イスラエルの入植者が殺害され、イスラエル軍による「集団懲罰」で被疑者の親族の家4軒が破壊され、被疑者ではない若者が殺されました(集団懲罰は国際法違反。その後、被疑者もイスラエル軍に殺害された)。200台の戦車が来て戦闘機まで飛んでいたそうです。瓦礫の中にシーツや衣服などが埋もれている様子は生々しくて胸に刺さりました。また、若い男性だけでなく女性や未成年の逮捕も増えているので、

訪問するたび、拡大し続ける入植地、ずたずたに引き裂かれていくパレスチナを目にします。パレスチナのみんなが日々一生懸命に暮らしている一方で、家屋破壊や市民の逮捕などイスラエル政府・軍がやりたい放題やっている。分離壁・検問所でパレスチナ人を閉じ込める一方、イスラエル人は入植者としてヨルダン川西岸地区(占領地)でイスラエルと変わらないように暮らしている。パレスチナ各地の町は賑わい、昼間は普通の暮らしがあるように見えるけれど、夜にはイスラエル軍が侵攻していたりする。それはずっと前からのことだけれど、イスラエル建国から70年以上、日々土地が収奪され、暮らし・人生が侵食される、それが行き着くところまで行ってしまっている。「分離」より「一体化」を感じてしまったくらいです。

全体に、パレスチナの状況ははますます「難しくなっている」と思いました。そして、政治活動や抗議行動には全く関わらず日々を生活している人たちでも、みな、心の中には占領の理不尽さへの怒りを持っていることも感じました。それは、イスラエル内のパレスチナの村や町でも、ヨルダン川西岸地区のパレスチナの村や町でも同様です。

(ガザ地区のことまで書けませんが、電力制限が続き、病院もやむなく閉鎖するところが増え、本当に大変な状況です)

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投稿日:2018年06月11日(月)
この記事のURL:http://www.paleoli.org/?eid=271