4月23日甲府で簡単パレスチナお料理教室

背景がわかる良質な商品をお届けします。

パレスチナ・オリーブでは、素材の質や効能はもちろん、
誰が、どんな状況で、どういう方法で作ったものなのかといった製造背景をクリアにしています。
だから安心。だから美味しい。だから、自信を持ってオススメできる商品ばかりです。

生産者パートナーと協力し、ともに生きる
誰もが大切にされる社会を作っていきます。

パレスチナ・オリーブは、パレスチナ北部のガリラヤ地方(1948年からイスラエル領)のオリーブオイルなどの食品、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)ナーブルスのオリーブ石けん、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)イドナ村の刺繍製品を扱っています。

実際に食べて使って納得したものを輸入し、現地を訪問・交流しながら活動しています。

イベント

『ぜいとぅーん』54号 訪問報告「こぼれ話、続き」

『ぜいとぅーん』54号 2014年4月30日発行

こぼれ話3:DAM

 しつこいくらいに(?)宣伝してきたドキュメンタリー映画『自由と壁とヒップホップ』に出て来るヒップホップグループのDAM。最新アルバムが欲しかったのですが、版元も品切れで買えずに残念でした(増刷予定)。

 今回ヨルダン川西岸地区の2家族にDAMについて聞いてみました。

娘(大学生)「大好き! この前ラマッラーでライヴがあったんだけど、大学の試験期間中で行けなくて残念だった!」

父「ラップとかは好きじゃないな。」

娘「DAMは、イスラエルとのことだけじゃなくて、パレスチナの社会の問題や女性のことも歌っているのよ」

父「父さんはアラブ音楽が好きなんだ」

母「私は、朝はフェイルーズを聞いて、夜はウンム・カルスーンを聞くの」

私「DAMは、ラップの中にアラブ音楽も取り入れているんですよ」
父「アラブ音楽だけでいい」

*娘さん1人だけでなく、弟、妹もDAMのファンでした。

 もう一家族も、10歳の男の子も20歳代のお兄さん、お姉さんもDAMが大好き。「ミーン・イルハービー(誰がテロリスト?)」を歌ってくれました。ただ、お父さんは「息子がよく聞いているから知ってはいるけれど、私は、パレスチナの抵抗を歌ったものが好きだ」と言っていました。

 子どもは大好き、親は関心なし。世代間ギャップを感じました。若い人たちは、フェイスブックなどでDAMの情報を得ているそうです。スマートフォンも、どんどん普及しているようで、あちこちで見かけました。

こぼれ話4:タマルとタマル・ヒンディ

 マヘルさんのお宅でタマル・ヒンディ(タマリンド)のジュースを飲みました。見た目は真っ黒ですが、甘酸っぱくとても美味しい! 1Lで100円弱。高くないし栄養もあるのでよく飲まれます(ラマダーンの時期は特に)。

 タマル・ヒンディはアフリカ原産でいまは広く熱帯地方で作られている樹で、この実を様々な用途に使いますが、中東ではジュースで飲まれることが多いようです。また、アラビア語ではナツメヤシのことをタマルというのですが、ナツメヤシよりタマル・ヒンディの方が安いのでその代替として用いられます。

(ただパレスチナ訪問時は、私はタマルとタマル・ヒンディを同じものと混同していました)

 翌日、ナーブルスの旧市街でタマル・ヒンディの濃縮果汁(水やお湯で溶く)を自分のお土産用に探しました。しかし、そのまま飲む濃さのジュースはあっても、濃縮果汁は4L用のお徳用ばかりだったりして、なかなかお土産用にいいものが見つかりませんでした。

 そこで、代わりではないですが、「パレスチナで作っているタマル(ナツメヤシ)のジャムはある?」とあちこちのお店に訊きました。「パレスチナで作っている」とわざわざ言ったのには理由があります。ナツメヤシが育つのは、ヨルダン川西岸地区の中でもヨルダン渓谷なのですが、ここは、いま、イスラエル企業によるナツメヤシのプランテーションが広がっており、パレスチナ人が所有するナツメヤシ林は減っているからです。そして、イスラエルが(おそらく入植地で)作っているナツメヤシのジャムはあちこちで売られていましたが、パレスチナ産のものは一つも見つけられませんでした。干しナツメヤシで食べるだけで、ジャム加工用までの収穫量がないのかもしれません。パレスチナでは、干しナツメヤシも十分ではなく、ヨルダンや湾岸諸国などから輸入しています。なんとも複雑な気持ちになりました(ところで、濃縮果汁1Lのタマル・ヒンディは最後には見つかりました)。

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投稿日:2016年02月25日(木)
この記事のURL:http://www.paleoli.org/?eid=148