9月からオリーブ石けんが新しくなりました。

オリーブオイル 石けん サラダ オリーブオイル工場 オリーブの林

背景がわかる良質な商品をお届けします。

パレスチナ・オリーブでは、素材の質や効能はもちろん、
誰が、どんな状況で、どういう方法で作ったものなのかといった製造背景をクリアにしています。
だから安心。だから美味しい。だから、自信を持ってオススメできる商品ばかりです。

生産者パートナーと協力し、ともに生きる
誰もが大切にされる社会を作っていきます。

パレスチナ・オリーブは、パレスチナ北部のガリラヤ地方(1948年からイスラエル領)のオリーブオイルなどの食品、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)ナーブルスのオリーブ石けん、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)イドナ村の刺繍製品を扱っています。

実際に食べて使って納得したものを輸入し、現地を訪問・交流しながら活動しています。

イベント

『ぜいとぅーん』54号 訪問報告「イドナ村女性組合」

『ぜいとぅーん』54号 2014年4月30日発行

メンバー

 刺繍をするメンバーは54人、うち縫製も行うのは5人。ここ5年ほど若干の入れ替わりがあっても50人前後です。作り手が多くなると製品の品質管理が難しくなるので、人数には限界があります。糸の始末など細かい問題点などを中心スタッフが理解していても、他の作り手に伝えるのが難しいということがあります。

 女性たちは、材料やデザインを家に持ち帰って刺繍をします。中心スタッフ3人のうちナイーメさんとサーディーエさんは、週5日センターで働いたりヘブロンの町に生地や糸の仕入れに行ったりしています。ヌハさんは週3日。デザインや製品開発などを担っていたヌハさんが結婚して隣の村に引越し、また出産というときには、ヌハさんが働き続けられるのか、これまで通り女性組合がやっていけるのか、みなが心配したのですが、ヌハさんはいま、5歳、4歳、3歳の子どもがいて第4子を妊娠中ですが元気に働いています。このほか、大学(数学科)を出ても仕事がない!というモシーラさんが、パートタイムでコンピューター仕事を一手に引き受けています。

薄手のスカーフ

 ここ数年、イドナ村女性組合は、薄手の布地に繊細な刺繍をするスカーフ作りに力を入れています。パレスチナに刺繍団体はたくさんあるけれど、これは技術的に難しく他にはまねできない製品だからです。薄手の布に刺繍できたのは当初3人だけでしたが、現在は10名です。少しずつ訓練しています。

 今回、詳しい作り方を聞くことで、技術力の高さを改めて知りました。薄くて升目もない布地に直接刺繍するのは困難なので、マルカと呼ばれる格子状の固めの布と生地を重ねて刺繍します。完成したら端からマルカをほどいていくのです。マルカは1m10シェケル(約300円)です。また、薄い布に細い刺繍糸で縫うため、このとき使う刺繍糸は通常使っているものより高品質で細い刺繍糸をさらに半分の細さにして使います。薄い布に細い糸で刺繍する、その大変さを改めて感じました。

 しかし材料価格が高いという問題もあります。現在スカーフに使っている薄い綿の生地は1m30シェケル(約900円)、特別注文で使う麻+綿の薄い生地は1m70(約2,100円)シェケル、ウールの薄い生地は1m100シェケル(約3,000円)です。

 また、通常の刺繍糸も品質の良いものをつかっていますが80mで5.5シェケル(約165円)、スカーフ用の刺繍糸は、なんと8mで3シェケル(約90円)です。

*パレスチナ・オリーブではいま、スカーフは売り切れで、注文した商品の入荷を待っているところです。他にも新商品を注文していますので、入荷したら改めてお知らせします。

イドナ村

 イドナ村は、ヨルダン川西岸地区南部にあり、村の土地の一部が分離壁の建設で失われました。イスラエルとの停戦ライン際にあるため、以前は女性組合のスタッフのお連れ合いさんたちもイスラエルへの出稼ぎが多かったのですが、現在は許可証が制限されているため、ほとんど働きに行くことはできません。

 生活費が上がっている現在、村の経済状況は悪くなっています。ところで、イドナ村では小学校は午前・午後の二部制になっていますが、一部制か二部制かは地域によります。一部制の場合も給食はなく、2時頃に帰宅してからお昼になります。パレスチナのご飯はお昼がメインです。

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投稿日:2016年02月25日(木)
この記事のURL:http://paleoli.org/?eid=146