9月からオリーブ石けんが新しくなります。

背景がわかる良質な商品をお届けします。

パレスチナ・オリーブでは、素材の質や効能はもちろん、
誰が、どんな状況で、どういう方法で作ったものなのかといった製造背景をクリアにしています。
だから安心。だから美味しい。だから、自信を持ってオススメできる商品ばかりです。

生産者パートナーと協力し、ともに生きる
誰もが大切にされる社会を作っていきます。

パレスチナ・オリーブは、パレスチナ北部のガリラヤ地方(1948年からイスラエル領)のオリーブオイルなどの食品、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)ナーブルスのオリーブ石けん、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)イドナ村の刺繍製品を扱っています。

実際に食べて使って納得したものを輸入し、現地を訪問・交流しながら活動しています。

イベント

『ぜいとぅーん』55号 ガリラヤのシンディアナ/石けん工場/イドナ村女性組合ニュース

『ぜいとぅーん』55号 2014年9月19日発行

ガリラヤのシンディアナ ニュース

 ガリラヤ地方でもパレスチナ人の大規模なデモがありました。ユダヤ系イスラエル人によるガザ攻撃反対のデモはテルアビブで行われましたが、全体から見ればかなりの少数派です。シンディアナやマアン(パレスチナ労働者のための労働組合)は、パレスチナ人もユダヤ系イスラエル人も、積極的にデモに参加していました。

ミショーレ・アドミウム工業地帯

 『ぜいとぅーん』54号で報告したように、マアンは、いま、ヨルダン川西岸地区の入植地のパレスチナ労働者の労働条件改善、権利獲得を支援しています。

この夏、マアンが支援しているミショーレ・アドミウムの自動車整備工場で、ストライキ等を行い、会社と交渉していたのですが、自動車工場の労働者の代表がイスラエル軍警察に拘束されました。さらに、マアンのユダヤ系スタッフも一時拘束されました。

 さらに、日本でもボイコットが呼びかけらているソーダストリーム社では、ラマダーンのさなかに、労働条件の改善を求めた労働者60人が解雇され、マアンも支援にかかわることになりました。

 詳しくは、また次の通信でお知らせします。

石けん工場 ニュース

ナーブルスと周辺の状況

 ナーブルスを含め、パレスチナ全域が、あらゆる面でガザ攻撃の影響を受けました。文字通りにあらゆる面、特に民間セクターでも経済面、輸送面に支障が出ました。

 各地でイスラエル軍とパレスチナ人の衝突があり、死傷者が出ました。その多くは未成年の若者です。検問所が封鎖され、また、新たな検問所もあちこちに増えました。

 加えて、いま、イスラエル人入植者による襲撃の増加で、大変に不安定で危険な状況にあります。入植者は武装していますが、管理されていません。彼らは、パレスチナ農民に暴力をふるい、農場を破壊します。そして、幹線道路でパレスチナ人を脅し、時には勝手に自分たちの検問所をつくり、人々の通行を妨げています。

石けん工場への影響

 検問所が封鎖されて、石けん工場に働きに行くことができなかったし、取引先のお客さまも工場に来れませんでした。原材料が入荷せず、製品の石けんも出荷できませんでした。海外に輸出するにも港が閉鎖され、いくつかの製品はダメになってしまいました。

 また、全体的に不安定なセキュリティー状況によって、多くの注文や契約がキャンセルになってしまいました。

イドナ村女性組合 ニュース

 イドナ村女性組合は、ヘブロン地域にあります。今回のパレスチナの状況悪化は、6月半ばにヘブロン近郊でイスラエル人入植者3人が行方不明になり、その「捜索」を口実に始まりました。イドナ村の周辺でも検問や道路の封鎖があり、イドナ村へもイスラエル軍の「捜索」がありました。

ガラリヤのシンディアナを訪問!

 5月、イドナ村女性組合のメンバーがガリラヤのシンディアナのビジターセンター(コフル・マンダ村)を訪問しました!

 ヨルダン川西岸地区からイスラエルに行くには許可証が必要ですが、なかなか出ません。許可が出る時も、一日だけの滞在許可証が出ることがその前日に分かる、という有様です。今回、シンディアナがイドナの女性たちに正式に招待状を出す形で許可証の申請をしていたのですが、それが突然、許可が下りたのです。そこから慌てて、どうやって行くかの相談(騒動!)が始まりました。

 イドナ村からガリラヤ地方まで、検問所や分離壁があり、またイスラエル内もパレスチナの村への交通手段は乏しく、不便です。

 私がヨルダン川西岸地区からガリラヤ地方に行く時も、エルサレム〜テルアビブ〜ハイファ〜ガリラヤ地方とぐるっと回るので、一日で行くことはありません。ましてや日帰りは不可能です。

 当初、イドナ村の女性たちは、イドナ村近くの検問所を出て、イスラエルの町までタクシーで行き、そこからハイファまで電車に乗り、ハイファからバスでガリラヤに向かう、ということを考えていました。

 しかし、電車の駅はハイファだけで何ヶ所もあるし、ハイファ郊外のバスターミナルは北と南の2ヶ所にあって分かりにくいし、ガリラヤ行きのバスはややこしい、時間もかかる、、、ヘブライ語ができず、初めての彼女たちには難しいだろう、と、私が焦りました。

 結局、バスや電車の交通費が高いこともあって、イドナ村の女性たちは5人でタクシーに乗り合わせて、まっすぐ向かった方がよい、という結論になりました。

 当日は、検問所で問題なく通過できて、無事にシンデイアナのセンターにたどり着きました。シンディアナの女性たちとイドナの女性たちの交流は大変楽しく良かったそうです。ランチも会話も場所もイドナ村の女性たちに刺激を与え、将来の希望が少し開けたような気持ちにさせてくれた、という嬉しい報告を聞きました。

 今後、シンデイアナが新しく開く予定のナザレのセンターなどで、イドナ村女性組合の刺繍製品を販売することにもなりそうです。

 

目次に戻る

投稿日:2016年02月24日(水)
この記事のURL:http://www.paleoli.org/?eid=138