噂のパレスチナ映画『歌声にのった少年』全国各地で上映中

背景がわかる良質な商品をお届けします。

パレスチナ・オリーブでは、素材の質や効能はもちろん、
誰が、どんな状況で、どういう方法で作ったものなのかといった製造背景をクリアにしています。
だから安心。だから美味しい。だから、自信を持ってオススメできる商品ばかりです。

生産者パートナーと協力し、ともに生きる
誰もが大切にされる社会を作っていきます。

パレスチナ・オリーブは、パレスチナ北部のガリラヤ地方(1948年からイスラエル領)のオリーブオイルなどの食品、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)ナーブルスのオリーブ石けん、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)イドナ村の刺繍製品を扱っています。

実際に食べて使って納得したものを輸入し、現地を訪問・交流しながら活動しています。

イベント

『ぜいとぅーん』51号 オリーブオイルについて

『ぜいとぅーん』51号 2013年6月20日発行

OLIVE JAPAN 2013への参加

 4月末に、日本オリーブオイルソムリエ協会主催で行われたOLIVE JAPANに参加しました。「ガリラヤのシンディアナ」から、この国際オリーブオイルコンテスト部門にオリーブオイルを出品したいという話があって、私たちもマルシェに出店することにしました。

 失礼ながら、参加する前は、オリーブオイル販売促進の商業イベントだと思っていました。でも、そこには「オリーブ愛」があふれていました。出店している皆さんは、もちろん自分たちが扱っているオリーブオイルを大事に思っています。世界各地の様々なオリーブオイルの味見(テイスティング)をしましたが、本当に、地域や品種で全く味が異なるのだと改めて思いました。全体的には洗練された味が多く、シンディアナのオリーブオイルは素朴なタイプかな、と感じました。

 そして、オリーブオイルソムリエ協会の皆さんの「本物のオリーブオイルを知って欲しい」という強い思いがありました。(2009年に設立された日本オリーブオイル協会は、「消費者が安心して高品質な『エキストラバージン』オリーブオイルを普通に入手できるような、健全な市場をつくる」ことを目的に活動し、独立性を貫くために、各国の政府や生産者団体、国内外の生産者や販売者からいっさいの経済的支援を受けず、オリーブオイルの販売などもしていないそうです)

偽物のオリーブオイル

 現在、日本を含む世界の市場で「まがい物」のオリーブオイルが横行しているそうです。「エクストラヴァージン」と書いているのに、精製オリーブオイルを混ぜていたり、ひまわり油、ピーナッツオイルなど安い他の植物油が混ぜていたり、、、など。

 まがいもののオリーブオイルの味が当たり前と思われ本物味が知られないままでは、市場価格も下がり、本物のオリーブオイルが市場や生産の場から失われてしまう、そんな危機感まであるようです。

【参考】トム・ミューラー著『エキストラヴァージンの嘘と真実』(日経BP社)

おさらいオリーブオイルの基本

*ヴァージン・オリーブオイル
 オリーブの実のみを原料として使い、(つぶす、搾るなど)機械的作業にのみによってつくられたもの。酸度は0.8%以下で風味に悪臭などの欠陥が一つもないものがエクストラヴァージン・オリーブオイル。

*精製オリーブオイル
 ヴァージンオリーブオイルの搾りかすを原料に科学溶剤で抽出して作られたポマース・オリーブオイルや食用に適さない酸度の高いヴァージンオリーブオイルを、脱酸・脱臭・脱ガムなどの化学的処理を施したもの。風味や抗酸化成分などの微量成分は失われている。
 脱酸:原油中に含まれる遊離脂肪酸を苛性ソーダを使って石けんにし、遠心分離によって取り除く。
 脱臭:高温・真空の状態で水蒸気を吹き込み、有臭成分を除去。
 脱ガム:原油に温水を加えて、りん脂質を水和させ、遠心分離にかけて油と水を分離して除去。

*ピュアオリーブオイル
 精製オリーブオイルにヴァージンオリーブオイルを加えたもの。

【マメ知識】
オリーブオイルには葉緑素が含まれている

 オリーブオイルの緑色は葉緑素。光のないところでは抗酸化作用を持ちますが、光が当たれば光合成をしてしまい、酸化します。

 オリーブオイルが劣化する最大の原因は「酸化」です。空気・熱・光など酸化の原因になるものは避けてください。

【マメ知識】
苦みと辛みは、、、ポリフェノール

 オリーブオイルにはたくさんのポリフェノール類が含まれています。おいしいオリーブオイルの苦みやスパイシーさは、ポリフェノール類によるのだそうです。

コンペの結果

 280のエントリーがあって、最優秀賞が9、金賞が111、銀賞が74。「ガリラヤのシンディアナ」のオリーブオイルは銀賞でした。超高級オリーブオイルばかりが並ぶ中、まずまずの結果だと思います。

 いつも、皆さまから「おいしい」と言って頂き嬉しく思っていますが、専門家の方から「本物のオリーブオイル」と認められたのは自信になりました。「ガリラヤのシンディアナ」も喜んでいました(シンディアナはこれまでもいくつかの国際コンペに参加し、賞を取っています)。

 マルシェで売られていたオリーブオイルには、100ccで1万円、というものもありました。出店者のオイーブオイルの中では、私たちのオリーブオイルが一番安いようでした。味見をした専門家の方に、「この品質でこの価格は安いよ。250ccを1本4,000円でも買う人はいるんじゃない?」とも言われました。

 価格と品質は一致しない。高くても必ずしもよいオリーブオイルとは言えない。でも、数百円の「エクストラヴァージンオイル」はやはりありえないようです。

 

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投稿日:2013年09月25日(水)
この記事のURL:http://www.paleoli.org/?eid=101